こんな方におすすめ
- 日本で本場フィンランド式アウトドアサウナを体験したい
- 森と湖に包まれ、静かに“ととのう時間”を過ごしたい方
- 薪ストーブ×セルフロウリュの王道サウナを味わいたい
- カップルや友人と、自然の中で特別なサウナ旅を楽しみたい
- ドラマ「サ道」で描かれた“聖地サウナ”を体感したい
【本記事の信頼性】
・サウナスパ・健康アドバイザー
・Yahoo Japan クリエイター
・X(Twitter)フォロワー 6,700人以上
( ゆー@サウナ好き|サウナメディア運営)
・サウナ250施設 訪問
・サウナ歴5年
・都内を中心に週に2~3回サウナ活動
・全国 サウナ旅経験あり
・フィンランド サウナ旅経験あり
この記事でわかること
本記事では、長野・野尻湖畔にあるThe Sauna(ザ・サウナ)を、実際に宿泊して体験した内容をもとに、魅力をまるごとレポート。
予約方法・アクセス・料金 も含め、サウナ棟(ユクシ/カクシ/ヴィーシ)の体験、水風呂・外気浴、食事、宿泊(別荘402)まで、初めての方でも理解しやすいようにお伝えします。
長野・野尻湖エリアにあるThe Sauna(ザ・サウナ)。

「The Sauna」という名前は、サウナ好きであれば一度は耳にしたことがあるはず。サウナシュラン受賞やドラマ『サ道』への出演など、まさに“サウナの聖地”として語られる存在です。
そんな憧れの場所に、今回ついに宿泊してきました。結論から言うと、ここは単なるサウナ施設ではなく、“フィンランドそのもの”を体感できる唯一無二の空間でした。
長野・野尻湖の自然に囲まれたロケーションの中で味わう薪サウナ。パチパチと薪が弾ける音、じんわりと包み込まれるやわらかな熱、そして湖畔の空気を全身で感じる外気浴。どれをとっても、日本にいることを忘れてしまうほどの没入感があります。
人気のサウナ施設でしたし、良い施設なんだろうなぁという認識はありましたが実際に訪れてみると、その印象は一変。そこには、日本とは思えないくらい“フィンランドの空気”が広がっていたのです。
この記事では、The Saunaの宿泊体験をもとに、予約方法・アクセス・料金・実際のサウナ体験まで徹底解説していきます。これから訪れる方が後悔しないためのリアルな情報を、余すことなくお届けします。
実際にフィンランドでサウナ旅もしてきましたが、ここは負けていないと素直に言えるクオリティでした。
フィンランドでお邪魔したサウナ施設は以下の記事でまとめていますのでご覧ください。
今回私は宿泊でじっくり体験しましたが、特に印象に残ったのは、サウナ棟ごとに体験がガラッと変わること。
温度や湿度、空間の表情、窓から見える景色まで、それぞれに個性があって、入るたびに新しい“ととのい”に出会えます。貸切で静かに向き合える時間も、この場所を特別にしている理由のひとつです。
そして、サウナ後の食事がまた本気でした。

どのメニューにもこだわりが詰まっていて、サウナで整った身体にしっかり沁みる。食事まで含めて、滞在そのものが最高の思い出になる──そう感じる体験でした。正直、もう「次はいつ行こう」と考えてしまうくらい、何度でも戻りたくなる場所です。
本記事では、そんなThe Saunaを、宿泊で体験した目線から、予約方法・アクセス・料金はもちろん、サウナ棟の特徴、水風呂、外気浴、食事、宿泊(別荘402)まで、初めての方でも迷わないようにわかりやすくまとめていきます。
今年こそThe Saunaに行きたいという方の背中を押せたら嬉しいです。
サウナシュラン殿堂入りの“聖地サウナ”って、一体どんなところなの?
サウナ好き憧れの長野にある「The Sauna」に泊まってきたよ。薪の香り、森の静けさ、そして自然と一体になる感覚——まさに“原点回帰するサウナ”だった。完全予約制の静寂空間で、五感すべてがととのっていくその魅力を、たっぷりお届けします!
サウナシュランについて詳しく知りたい方はこちらの記事で紹介していますのでご覧ください。
The Sauna(ザ サウナ)の基本情報
The Saunaは、長野県・野尻湖の近くで、ゲストハウスLAMP野尻湖の敷地内に広がるアウトドアサウナです。薪ストーブ×セルフロウリュを軸に、「自然の中でフィンランドのサウナ体験を成立させる」ことに本気で向き合っている場所。

施設のコンセプトとして掲げられている「ぜんぶ、自然」という言葉が、そのまま体験に落とし込まれています。
この場所を語るうえで欠かせないのが、サウナビルダーの野田クラクションべべー氏。フィンランドで体験したアウトドアサウナを日本でも広めたいという思いから、仲間や地域の協力のもとDIYで最初のサウナ小屋「ユクシ」を立ち上げたことが、The Saunaの原点になっています。

こちらがThe Saunaでいちばん最初に完成したサウナ小屋「ユクシ」。The Saunaの原点ともいえる一棟で、薪ストーブの熱の入り方や空間のつくりに、ここでしか味わえない“本場感”が詰まっていました。
yksiの魅力は写真付きで詳しくレポートしていきます。
実際にフィンランドでサウナを体験してきた際のレポートは、別記事にて詳しくまとめています。本場の空気感やサウナ文化に触れたリアルな体験を知りたい方は、ぜひこちらもあわせてご覧ください。
サウナ小屋の設計、薪ストーブの熱の入り方、ロウリュの蒸気感、水風呂や外気浴の導線まで、すべてが「自然と一体になる」ことを前提に作られているのが特徴です。
the Saunaは、ドラマサ道2023SPのロケ地にもなっており、作品をきっかけに「いつか行きたい」と憧れるサウナーも少なくありません。 さらに、サウナシュランを3度受賞し殿堂入りとなった施設でもあり、名実ともに“全国のサウナ好きの憧れ”として語られる存在です
正直、私自身もずっと「いつかは行きたい」と思いながら、なかなか行けていませんでした。
都内から行けない距離ではないけれど、日程調整や移動のハードルで後回しになりがちで──だからこそ今回、思い切って訪れてみて感じたのは、「これは行ってよかった」の一言でした。写真や評判だけでは伝わらない“空気の密度”があって、サウナ好きなら一度は体感してほしいと思える場所です。
the saunaのアクセスなどをまとめます。
The Saunaの最寄り駅は、しなの鉄道北しなの線「黒姫駅」。駅からはタクシーで約10分ほどで到着します。
車の場合は、上信越自動車道「信濃町IC」から約15分と、都内からのアクセスも比較的スムーズ。敷地内には駐車場が用意されているため、ドライブでのサウナ旅にも向いています。
それでは、The Saunaの施設情報をわかりやすく表にまとめていきます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 施設名 | The Sauna(ザ・サウナ) |
| 住所 | 長野県上水内郡信濃町野尻湖畔(LAMP野尻湖敷地内) |
| アクセス | しなの鉄道北しなの線「黒姫駅」からタクシーで約10分/上信越道「信濃町IC」から車で約15分 |
| 電話番号 | 0954-23-3131 |
| 営業時間 | 完全予約制・時間制(枠により変動) |
| 料金 | 利用プラン・サウナ棟により異なる(要予約) |
| 駐車場 | 駐車場あり(無料) |
| 併設施設 | 宿泊施設(LAMP野尻湖)、レストラン、アウトドアアクティビティ |
LAMP棟|The Saunaの入口は“北欧の空気”そのもの
The Saunaに到着してまず目に入るのが、拠点となる「LAMP」の建物。木の温もりを感じる外観と、どこか海外の山小屋のような雰囲気に、一歩足を踏み入れた瞬間から非日常が始まります。

中に入ると、まず迎えてくれるのはフロント。受付はLAMPの建物で行う流れなのですが、ここでまず印象が良かったのがスタッフの方のホスピタリティ。みなさん表情が明るくて、仕事として淡々と回しているというより「この場所を一緒に楽しんでほしい」という温度感がありました。

案内も丁寧で、初めてでも迷いにくいように要点を押さえて説明してくれるので、到着した瞬間から安心感がありました。その場にいるだけでワクワクする──そんな空気があるのは、施設そのものの完成度だけじゃなく、運営する人の空気感も含めて“体験”になっているからだと思います。
併設されているのがグッズコーナー。

ここに並ぶアイテムは、サウナハットやアパレル、雑貨まで幅広く、どれもセンス抜群。思わず手に取りたくなるものばかりで、“サウナ好きの物欲”をくすぐられます。


同じく併設のカフェスペースもまた魅力的で、木を基調としたあたたかい空間。サウナ前後にゆっくり過ごしたくなる、居心地の良さがあります。


受付時に、水着やポンチョのレンタル有無を確認されます。The Sauna(LAMP野尻湖)では、水着は無料、ポンチョは通常1枚500円でレンタル可能。必要なものを自分で取るセルフ式なので、受け取りもスムーズです。

水着は男女別・サイズ別にカラー分けされており、直感的に選べるのが嬉しいポイント。迷わずサッと手に取れる設計で、受付後もスムーズに準備できます。

貴重品の管理や受付もここで行うため、まずはこの場所を拠点に動くイメージになります。

LAMP棟の2階は宿泊スペースになっており、サウナ体験とあわせて“滞在そのもの”を楽しめるのが特徴です。サウナに入り、外気浴でととのい、そのまま部屋に戻ってゆっくり休む。この一連の流れをすべて同じ場所で完結できるのは、宿泊ならではの贅沢。
日帰りでは味わえない、“時間に縛られないサウナ体験”を叶えてくれる空間です。
今回はLAMP棟ではなく、「BESSOU」という別棟に宿泊。静かな空間で楽しむサウナ体験も最高でした。

サウナ後には、浴室でゆっくりとお風呂に入ることもできました。広さは3人ほどが利用できるコンパクトな設計ですが、その分どこか落ち着く空間。木のぬくもりに包まれながら、じんわりと体を温め直す時間は、サウナ後の余韻をさらに深めてくれます。

お手洗いまで清潔に保たれており、木の温もりを感じるやさしい雰囲気が印象的。細かな空間づくりにも、施設の丁寧さが表れていました。


水回りも非常に清潔で、木の質感と白を基調としたデザインが心地良い空間。

洗面台はシンプルながら洗練されていて、必要なアメニティもきちんと揃っていて清潔。派手ではないけれど、ちょうどいい快適さがあるのがThe Saunaらしいと感じました。

トイレや洗面スペースも含めて、どこを切り取っても清潔感があり、安心して過ごせる環境が整っていました。
今回の宿泊とサウナ体験
今回のThe Sauna滞在では、Bessou402に宿泊しながら、当日はカクシとユクシ、翌日にネリャと、計3つのサウナをじっくり体験してきました。
実際に泊まりで過ごしてみて感じたのは、The Saunaは宿泊で利用することで魅力をより深く味わえる施設だということ。日帰りでも十分楽しめますが、この場所の良さはサウナそのものだけではありません。
宿泊すると、時間帯ごとに異なる雰囲気の中でさまざまなサウナを楽しめるのが大きな魅力です。夜は森に包まれた静かな空気の中でじっくり過ごせますし、朝は澄んだ空気とやわらかな光の中で、また違った心地よさを味わえます。

サウナ後の食事やゆったり過ごす時間も含めて、この場所ならではの良さがじわじわと感じられるはず。だからこそ、初めて訪れる方ほど、可能であれば宿泊での利用をおすすめしたいです。
今回の流れをざっくりまとめると、こんな感じ。
- 到着日:チェックイン後、カクシ(14:20〜16:20)を利用
- 到着日夜:ユクシ(18:00〜20:00)を利用
- 宿泊:「Bessou 402」に1泊
- 2日目午前:ネリャ(10:30〜13:30)を3時間貸切で利用




予約方法やアクセスなど、先に情報だけ確認したい方向けにジャンプリンクも用意しておきます。
読み進めたい方は、このまま体験記をどうぞ。
- 予約方法:こちら(※後でジャンプリンク設置)
- アクセス:こちら(※後でジャンプリンク設置)
- 料金:こちら(※後でジャンプリンク設置)
次章から、到着〜チェックインの流れと、昼の「ユクシ」体験から順番にレポートしていきます。
5棟のサウナ小屋を一気にご紹介
The Saunaの面白さは、「どの棟を選ぶか」でまったく違うサウナが楽しめること。まるで別の施設に来たかのように、それぞれの棟で体験が変わります。
薪ストーブの熱の入り方、ロウリュの気持ちよさ、水風呂や休憩スペースのつくりまで、棟ごとに個性はかなりはっきりしています。まずは1〜5号棟を一覧で整理しながら、それぞれの特徴を見ていきます。
今回実際に体験したのは1号棟・2号棟・4号棟ですが、3号棟・5号棟も含めて全体を俯瞰すると、The Saunaという施設の奥行きがより伝わります。先に各棟のキャラクターを押さえておくと、後半の体験記もより楽しみやすくなるはずです。
1号棟 ユクシ:The Saunaの原点。静けさが整いを深くする薪サウナ
ユクシは、The Saunaの原点になった最初のサウナ小屋。扉を開けた瞬間に広がる木の香りと薪の気配から、もう特別感があります。
小屋全体にはしっかり年季が入っていて、木の風合いや室内に置かれた温度計にまで、この場所が積み重ねてきた時間がにじむよう。厳かな雰囲気がありつつも、どこかやさしさがあって、不思議と気持ちが落ち着いていきます。

中に入ると、熱の入り方はかなりダイレクト。空間には無骨さもあるのに、薪ストーブの熱はやわらかくて、身体の芯までじっくり届いてくる感覚です。
セルフロウリュをすると、空気がふっと変わるのもたまらないところ。蒸気が一気にまとまって降りてきて、発汗がぐっと進みます。じわじわ汗をかくというより、しっかり蒸されている実感がある熱さです。

静かな空間のなかで響く、薪がパチパチとはぜる音も心地いい。派手さで魅せるというより、しっかり熱と向き合って、しっかり冷やして、ちゃんと整う。そんなThe Saunaの原点を、まっすぐ味わえる一棟です。

2号棟 カクシ:階段を上って入る2階サウナ。マイルドで、ずっと居たくなる心地よさ
カクシは、2階建ての少し珍しいつくりのサウナ小屋。1階は荷物置き場で、階段を上がった先にサウナ室がある構造です。この“上がっていく導線”がちょっとした特別感を生んでいて、扉を開ける前から自然と期待が高まります。サウナ室に入ると、まず感じるのは落ち着いた薄暗さ。光が抑えられた空間で、じっくり自分と向き合えるような空気感が流れています。

こちらがサウナ室。薄暗さの中でじっくり蒸されるサウナです。熱の印象は比較的マイルドで、じわじわ体の芯を温めてくれるタイプ。刺さるような熱さではなく、薪の温もりがやさしく広がっていくので、気づくと滞在時間が伸びてしまう心地よさがあります。

室内には小窓があり、外の景色や光を感じられるのも気持ちが良い。

ロウリュ用のバケツや柄杓がすぐ手に取れる場所にあり、セルフロウリュで湿度を足すと体感が上がって気持ちが良い。

短時間でロウリュを繰り返すというよりはサウナ室を徐々に温めてゆっくり蒸される時を楽しむ、そんなサウナ室でした。
3号棟 コルメ:3時間貸切で“整いを育てる”。ネリャと対になるツイン棟
コルメは「あと1時間あったら、もっと深く整えるのに」という発想から生まれた、3時間貸切専用のサウナ小屋。時間枠に追われず、薪の育ち方と身体の変化をゆっくり合わせられるのが最大の魅力。4号棟 ネリャの双子棟です。

薪の育ち方と身体の温まり方をゆっくり合わせて、整いを自分好みに作ることができる棟。急がず、焦らず、ロウリュの入れ方も休憩の長さも自分たちで決められるので、1セットごとの質がどんどん上がっていく感覚が味わえます。
水風呂も専用で用意されていて、サウナ→水風呂→外気浴までの一連がこの棟だけで完結するのも魅力。仲間とじっくり過ごすサウナ合宿にも、二人で深く整える時間にもハマる、滞在型の一棟です。
4号棟 ネリャ -Neljä-(3時間・完全貸切)
ネリャは、木のぬくもりを全身で感じられる、雰囲気抜群のサウナ棟。

ログハウスのような空間に入ると、ふっと力が抜けるような落ち着いた空気が広がっています。

サウナ室は薪ストーブの熱がしっかり効いていて、ロウリュをすると一気に体感温度が上がるパワフルさ。ベンチも広く、寝転びながらじっくり熱を受けられるのが気持ちいいポイントです。



そして水風呂はしっかり冷たいのに、不思議とやわらかくて入りやすい。キンと冷えながらも、どこか優しくて爽やかな感覚で、ずっと入っていたくなる心地よさがあります。


外に出れば森の空気に包まれて、そのままととのいへ。熱・冷・自然のバランスがとても良く、「これぞアウトドアサウナ」という体験が味わえます。

5号棟 ヴィーシ -Viisi-(3時間・完全貸切)
ヴィーシは、The Saunaの5号棟として誕生したサウナ小屋。これまでのユクシ・カクシ・コルメ・ネリャで積み上げてきた要素をすべて詰め込んだ、“ひとつの完成形”ともいえる存在です。
まず印象的なのが、徹底して五角形にこだわった空間設計。建物だけでなく、サウナ室の床や座面に至るまで五角形で構成されていて、ただのデザインではなく、空気の巡りや熱の回り方まで計算されたつくりになっています。

サウナ室は、ロウリュの気持ちよさを最大限に引き出す設計。フィンランドのNarvi製薪ストーブから生まれるやわらかい熱と、フレッシュエアーを取り込む仕組みによって、高温でも呼吸がしやすい環境が整えられています。しっかり熱いのに、どこか軽やか。この感覚はかなり気になるポイント。

座る位置によって体感が変わるのもヴィーシの特徴で、その日のコンディションに合わせて“自分のベストポジション”を探す楽しさもありそうです。

水風呂は、まるで自然の中に湧き出る泉のようなつくり。水深130cmのしっかり冷やせる深水風呂と、寝転びながらゆったり浸かれる浅水風呂の2種類が用意されていて、地下水ならではのやわらかい冷たさも魅力です。

さらに外気浴では、自然の音を集める「サウンドシェルター」というユニークな仕掛けも。風や木々、鳥の声に包まれながら整う時間は、他の棟とはまた違った没入感がありそうです。

五角形の空間、ロウリュを引き立てる熱設計、地下水の水風呂、そして音に包まれる外気浴。ヴィーシは、五感すべてで“ととのう”ために設計された一棟。今回は体験できていないのが正直悔しいところ…。次に訪れるときには、ぜひじっくり味わってみたいサウナです。

自然の中でととのいが深まる。The Saunaの水風呂
The Saunaは、サウナだけじゃなく水風呂まで含めて体験が完成されている施設でした。
実際に入ってまず感じたのは、水のレベルがかなり高いこと。1・2号棟の水風呂には黒姫山の伏流水が使われていて、しっかりとした流量があります。

常に水が流れ込み、樽からあふれ続けるオーバーフロー仕様。この“流れ続けている感覚”が、そのまま気持ちよさに直結していました。


さらに特徴的なのが、樽水風呂が4つ並んでいること。それぞれがしっかり水量を保っていて、どこに入ってもフレッシュな水に触れられるのがいい。見た目のインパクトも強くて、サウナ後にこの光景を見るだけでテンションが上がります。

実際に入ると、水の入り方がとにかく爽快。しっかり冷たいのに、どこかやわらかさもあって、身体にスッと馴染む感覚があります。秋に訪れたタイミングでも水温はしっかり低く、ぬるさは一切なし。サウナで溜めた熱を一気に抜いてくれる、理想的な冷たさでした。
そしてネリャの水風呂も、かなり印象的でした。

ネリャの水風呂は、水質の良さがより際立つタイプ。透明感のある清らかな水で、見た目からして違うと感じるレベル。実際に入ると、水温は10〜12度ほどでしっかりキンキン。それでも不思議と入りやすく、冷たさにストレスがありません。
いわゆる“刺さる冷たさ”ではなく、やわらかく包まれるような冷え方。しっかり冷えているのに痛くならない。このバランスがかなり絶妙で、長く入りたくなる水風呂でした。

サウナでしっかり温めて、この水で一気に落とす。この流れがとてもスムーズで、無理なくととのいに入っていける感覚があります。
そしてThe Saunaといえば、やっぱり野尻湖ダイブ。タイミングが合えば野尻湖にそのまま入れるという体験もありますが、今回訪れた9月は水が引いていてダイブはできませんでした。ただ、実際には施設内の水風呂だけで満足度はかなり高いです。

1・2号棟の爽快感ある樽水風呂と、ネリャのやわらかく清らかな水風呂。それぞれにしっかり個性があって、棟ごとに体験が変わるのもThe Saunaの面白さのひとつ。
水風呂単体で見ても完成度が高く、“水が気持ちいい施設”としてしっかり記憶に残る場所でした。サウナ後の一番大事な時間を、ここまで引き上げてくれる施設はなかなかありません。
サウナ後がいちばん贅沢。The Saunaの外気浴の魅力
The Saunaはサウナももちろん最高なんですが、正直それ以上に印象に残ったのが外気浴でした。“自然の中で整う”ってこういうことか、ってちゃんと実感できる場所です。

実際に蒸されたあと外に出てみると、まず感じたのは緑の近さ。ウッドデッキに一歩出た瞬間、視界いっぱいに木々が広がっていて、さっきまでの熱がすーっとほどけていく感覚がありました。

ととのい椅子に座ってもいいし、ブレインスリープのマットにそのまま寝転ぶのも気持ちいい。少し場所を変えて、焚き火の前でぼーっとする時間もかなり良かったです。
同じ外気浴でも、過ごし方でこんなに感覚が変わるんだなと感じました。

上を見上げると、そこにあるのは空と木だけ。風で葉が揺れる音や、鳥の声がそのまま耳に入ってきて、それだけでじわっと整っていく感じ。無理に“整えにいく”というより、気づいたら整っている。そんな自然な流れがすごく心地よかった。

The Saunaは、1〜2号棟のメインエリアと、3〜5号棟の森のエリアで外気浴スペースが分かれています。上記は1〜2号棟側のエリアですが、それぞれの棟ごとにしっかり外気浴スペースが用意されているので、無理に移動しなくてもその場でしっかり整える動線になっています。
3〜5号棟のエリアでは、4号棟ネリャのととのいスペースを体験してきました。
1〜2号棟の外気浴スペースは開放感があって、いろいろな過ごし方ができるのが魅力でしたが、ネリャはまた違う心地よさがありました。実際に行ってみると、ネリャの外気浴スペースは棟ごとに独立していて、かなりプライベート感があります。まわりの自然はしっかり感じられるのに、空間としてはほどよく閉じていて、落ち着いて休める雰囲気でした。

椅子に深く座ってぼーっとしていると、目の前には緑が広がっていて、人の動きや周囲の視線をあまり気にせず過ごせるのが気持ちいい。1〜2号棟のような開けた外気浴とはまた違って、ネリャは“自分たちだけの整い時間”を楽しめる感覚が強かったです。

一方で、広さや開放感という意味では1〜2号棟の外気浴スペースのほうが上。ブレインスリープのマットや焚き火など、整い方の選択肢も多くて、外気浴スペース全体を楽しむなら1〜2号棟の魅力はかなり大きいと感じました。

だからこそ、どちらか一方が良いというより、開放感のある1〜2号棟と、プライベート感のある3〜5号棟で、それぞれ違う良さがあるという印象でした。時間やタイミングが合うなら、どちらも体験してみるのがおすすめです。
個人的には外気浴は開放エリアの方がおすすめです。
日が落ちてからのThe Saunaは、昼とはまったく別の表情になります。

実際に夜に外へ出てみると、まず感じたのは“静けさの質”。昼は自然に包まれるような心地よさがありましたが、夜はそこに少し深さが加わって、空気がぐっと落ち着く感覚がありました。

ライトに照らされた木々と、ほんのり暗い森。そのコントラストがちょうどよくて、視界はしっかりあるのに、どこか落ち着く。
このバランスがすごく心地よかったです。
チェアに座ってぼーっとしていると、昼よりも音が際立って聞こえてきます。風で葉が揺れる音や、遠くの気配。余計な情報が少ない分、自分の感覚に意識が向いていく感じがありました。

昼は開放感、夜は没入感。同じ場所でも、ここまで整い方が変わるのかと感じたのが正直なところです。


もし時間に余裕があるなら、ぜひ夜の外気浴も体験してほしい。The Saunaの魅力は、時間帯によってちゃんと“別の気持ちよさ”を見せてくれるところにもあると感じました。
そして秋冬になると、この景色は一変。雪に包まれた空間での外気浴は、“サ道”でも話題になっていたあの世界そのまま。
同じ場所でも、季節によってまったく違う気持ちよさが味わえるのも、この場所の魅力だと感じました。
サウナ後もずっと心地いい。BESSOU 404-2の宿泊体験
今回宿泊したのは、The Saunaから徒歩すぐの場所にある「BESSOU 404-2」。

今回宿泊したのは、The Saunaから徒歩すぐの場所にある「BESSOU 404-2」。

The Saunaでの時間をより深く楽しむなら、宿泊までセットで体験してほしい。そう感じるくらい、この滞在はかなり満足度が高かったです。建物は2階建ての一棟貸しで、中に入ると想像以上に広々。グループでもゆったり過ごしやすい空間になっていました。
BESSOU 404-2についての体験を部屋ごとにシェアしていきます。
BESSOU 404-2の部屋は全部で3つあり、それぞれにベッドが2つずつ設置されています。どの部屋もシンプルで落ち着いた雰囲気ですが、きちんと清潔感があって過ごしやすい。派手さで見せるというより、ちゃんと休める空間に仕上がっている印象でした。
玄関を開けて中に入ると、まず感じるのは木のあたたかさ。

全体的にウッドベースの空間で統一されていて、外の自然ときれいにつながっているような感覚があります。派手さはないんですが、その分すごく落ち着く。入った瞬間から「ここ、いいな」と思える空気感でした。リビングはこんな感じ。

大きな窓からしっかり光が入ってきて、外の緑もそのまま視界に入るつくり。ソファに座っているだけで、外とつながっているような心地よさがあります。

1階のリビングには薪の暖炉があり、ここがかなり印象的でした。サウナから戻ったあと、火を眺めながらゆっくり過ごす時間がとても心地いい。外でしっかりととのったあとに、この空間で余韻を味わえるのは宿泊ならではの魅力だと感じました。

テレビが置かれていないのも、この場所にはよく合っていました。余計な情報が入ってこない分、自然と会話を楽しんだり、静かな時間をそのまま味わえたりする。The Saunaの体験だけを感じられる、世界観にもあった作りだと感じました。
水回りも使いやすく、お風呂がしっかり付いているのも嬉しいポイント。サウナ後に軽く温まり直したいときにも便利ですし、洗面やトイレも含めて清潔に整えられていて、滞在中にストレスを感じることはありませんでした。



さらにありがたかったのが、キッチンが用意されていて、料理ができる環境が整っていること。アメニティやカトラリーもひと通り揃っているので、滞在中に不便を感じることはありませんでした。

宿泊に必要なものがしっかり揃っているので、滞在中に困る場面はほとんどありませんでした。キッチンまわりの備品も整っていて、食材を持ち込めばそのまま食事を楽しめる。この手軽さも、一棟貸しならではの良さでした。






2階に上がると寝室が3つ。こちらが、BESSOU 404-2の寝室3部屋です。


3部屋目

全体として感じたのは、BESSOU 404-2はサウナ後の時間まで含めて心地よく過ごせる宿だということ。気を張るような高級感ではなく、ちゃんとくつろげる快適さがある。このバランスがとても良くて、The Saunaの世界観ともきれいにつながっていました。
サウナを楽しんで終わりではなく、そのあとも静かな空間で余韻に浸れる。BESSOU 404-2は、そんな宿泊体験を叶えてくれる一棟でした。
ととのいは食事で完成する。The Saunaで味わうごちそう時間
The Saunaに来たら、サウナと同じくらい楽しみにしてほしいのが“サ飯”。その中でも圧倒的におすすめなのが、LAMP名物の「ラムマーボー」です。

見た目はしっかり麻婆、でもひと口食べると、これまでの麻婆豆腐とはまったく違う世界。ラム肉の旨味とスパイスのパンチが重なって、サウナ後の身体にガツンと刺さってきます。
山椒の痺れと香り、そしてラム特有のコク。汗をかいた後の身体に、この刺激がとにかく心地良い。正直、「これ食べるためにまた来たい」と思えるレベルでした。
今回は名物のラムマーボーをテイクアウトして、BESSOUでゆっくりいただきました。
サウナでしっかり蒸されて、ととのった余韻を感じながらそのまま別荘に戻り、静かな空間で味わうラムマーボーは格別でした。レストランで食べる美味しさとはまた違って、自分たちのペースでくつろぎながら楽しめるのが、BESSOU滞在ならではの贅沢です。
朝ごはんにいただいたフィンランドの朝を感じるサウナ後の朝食プレートも印象的でした。

半熟卵やソーセージ、ナッツなどが彩りよく盛られていて、見た目以上に食べ応えがあります。しっかり系のラムマーボーと組み合わせることで、食事全体のバランスがぐっと良くなり、サ飯としての満足度もさらに高まりました。

滞在の最後に立ち寄ったのが、LAMP内にある「THE KITCHEN(喫茶LAMP)」
木の温もりを感じる落ち着いた空間で、サウナ後の余韻に浸りながらゆっくり過ごせる場所です。薪ストーブややわらかい照明に包まれていて、自然と呼吸が深くなるような、心地よい時間が流れていました。




ここでいただいたのが、焼きチーズカレーと自家製クラフトジンジャーエール。
まずチーズカレーは、スパイスの香りを感じつつも辛さは控えめで、全体としては比較的マイルドな味わい。とろっとしたチーズのコクが重なることで、最後まで食べやすく、じんわり満たされていく感覚がありました。

そして一緒にいただいた自家製クラフトジンジャーエール。
見た目から「しっかり辛そう」と思いきや、実際はほどよい生姜の風味で飲みやすく、すっきりとした後味。カレーとの相性もよく、口の中をリセットしながら楽しめる一杯でした。

どちらも完成度が高く、最後の食事としてしっかり満足できる内容。サウナでととのい、食事で満たされ、最後はゆっくり余韻に浸る。The Saunaの魅力は、こうした“体験の流れ”まで含めて完成されていると感じました。
帰る前に、どうしても外せなかったのがラムマーボーのお土産。
あの味をもう一度楽しみたい、というのはもちろんですが、
この滞在の余韻をそのまま持ち帰りたくて、自然と手に取っていました。
こういう「体験ごと持ち帰れる食事」があるのも、The Saunaの魅力のひとつだと感じます。

帰り際、最後に野尻湖へ。静かな水面と、広がる空。サウナに入っていた時間と同じように、ここでもただぼーっと景色を眺めていました。

気づけば、「また来たい」と自然に思っている自分がいて。今回は体験できなかったサウナ棟もまだあり、季節が変われば、この場所の空気もきっとまったく違うはず。

だからこそ、次は違う季節に。そしてまた、あの薪の香りと静けさの中に戻ってきたい。そんなふうに思える、特別な場所でした。
The Sauna(ゲストハウスLAMP野尻湖)
最後に施設情報を改めてまとめます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 施設名 | LAMP野尻湖「The Sauna」 |
| 住所 | 〒389-1303 長野県上水内郡信濃町野尻379-2 |
| アクセス | JR信越本線「黒姫駅」からタクシー約10分/上信越自動車道「信濃町IC」から車で約5分 |
| 電話番号 | 026-258-2978 |
| 営業時間 | 原則10:00〜22:00の完全予約制(3時間制の時間枠制、宿泊者限定の早朝枠あり) |
| 料金 | ・日帰りパブリック…平日3,500円〜、土日祝4,500円前後(棟・プランにより異なる) ・貸切サウナ…平日3万円台〜(例:ネリャ33,000円〜、ヴィーシ35,000円〜/1棟3時間) ・宿泊費…ドミトリーから一棟貸しまで多様(別途公式サイト参照) |
| 駐車場 | 無料駐車場あり(本館前・南側あわせて約20台前後) |
| 併設施設 | サウナ棟(ユクシ・カクシ・コルメ・ネリャ・ヴィーシの全5棟)、地下水の水風呂、外気浴デッキ、季節限定の野尻湖ダイブ、レストラン「The Kitchen」、ゲストハウス棟、一棟貸しヴィラ「BESSOU 404-2」、サウナ付きキャビン「Earthboat」 など。 |
施設付近の地図はこちらです。
まとめ|一度は行きたい、記憶に残るサウナ体験
実際に訪れて感じたのは、The Saunaはただ人気があるだけの施設ではなく、「また来たい」と自然に思わせてくれる特別な場所だということ。

サウナ室で味わう薪の熱やロウリュの香り、水風呂の気持ちよさ、そして自然に包まれる外気浴まで、その一つひとつの体験がとても丁寧に作り込まれています。

だからこそ、一度の訪問でもしっかりと記憶に残り、サウナ後には「またこの感覚を味わいたい」と思わせてくれるのが魅力でした。実際に過ごしてみると、時間の流れがゆったりと感じられ、日常では味わえない“特別な時間”を過ごせることを実感します。

人気の理由にも納得で、サウナ好きであれば一度は訪れてほしい、そしてきっと何度でも通いたくなる。そんな魅力を持った、唯一無二のサウナ施設でした。

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