※ 本記事は【2025最新】【後編】「フィンランド旅行4泊6日」~ヘルシンキとタンペレで出会うサウナの魅力~ の後編記事です。
初めからご覧になりたい方は以下をご覧ください。
こんな方におすすめ
- 初めてのフィンランドサウナ旅を考えている
- ヘルシンキでおすすめのホテルを探している
- ロヴァニエミでサンタに会いたい
- サンタクロース村でととのいたい
- オーロラを見ながら蒸されたい
- 空港からヘルシンキ、タンペレのアクセス手段を知りたい
【本記事の信頼性】
・フィンランド サウナ旅経験あり
・サウナスパ・健康アドバイザー
・Yahoo Japan クリエイター
・X(Twitter)フォロワー 5,100人以上
( ゆー@サウナ好き|サウナメディア運営)
・サウナ250施設 訪問
・サウナ歴5年
・都内を中心に週に2~3回サウナ活動
・全国 サウナ旅経験あり
サウナ好きなら一度は訪れたい「サウナの国」フィンランド。
日本から直行便でアクセスできる便利さと、街中に溢れるサウナ文化が魅力。
後編はロヴァニエミでサンタクロース村を訪れ、幻想的な北極圏の空気を味わいました。
そしてヘルシンキに戻り、新年を迎えるカウントダウンサウナの特別体験。
サンタクロース村での過ごし方やおすすめスポット、年越しを彩るヘルシンキ観光の魅力をご紹介します。

こうしていればもっと良かった!という反省点もお伝えします。
今回はロヴァニエミと、ヘルシンキのホテルサウナをご紹介。現地でのととのい体験をレポートします。
旅行概要(移動・宿泊)
全体の旅行スケジュールです。本記事では4日目からお伝えします。
行程 | ホテル | |
1日目 | 羽田からHelsinki(直行便)Finnair | 機内泊 |
2日目 | Sauna Restaurant Kuuma | ラップランドホテル タンペレ (Lapland hotel Tampele) |
3日目 | Kuusijärvi(クーシヤルヴィ) | VALOヘルシンキ (VALO Helsinki) |
4日目 | サンタクロース村(ロヴァニエミ Rovaniemi ) ヘルシンキ(Helsinki)からロヴァニエミ(Rovaniemi) | サンタズ イグルー アークティックサークル (Santa's Igloos Arctic Circle) |
5日目 | ヘルシンキ(Helsinki)観光 | スカンディック グランドセントラル ヘルシンキ (Scandic Grand Central Helsinki) |
6日目 | ヘルシンキ(Helsinki)〜羽田(直行便)Finnair | 機内泊 |
1日目〜3日目、サウナ施設・ホテル記事は別でまとめていますので以下をご覧ください。
フィンランド旅行4泊6日 4泊目
- ロヴァニエミ(Rovaniemi)でサンタクロース村を堪能
- サンタズ イグルー アークティックサークル(Santa's Igloos Arctic Circle)宿泊体験
4日目はロヴァニエミ(Rovaniemi)でサンタクロース村を訪問、オーロラが見られる地域でもあります。
ヘルシンキ(Helsinki)から、ロヴァニエミ(Rovaniemi)までは行き方が2通り。
一つは飛行機。FINNAIR、Norwegian Airの2つが就航しています。
所要時間は1時間30分程度、費用は片道2〜3万円程度です。
二つ目はサンタクロースエクスプレス。所要時間は12時間程度、費用は片道1.5〜5万円程度です。(座席のみの場合は1.5万円(100€:1€=170円で計算))、寝台の個室を利用する場合は5万円が相場でした。

こちらが座席への追加料金です。

今回は4泊6日と日程がタイトであったこと、長距離移動することの体力面を考えて飛行機での移動を選びました。



ロヴァニエミでサンタクロース村を堪能

ロヴァニエミからサンタクロース村までの行き方
ロヴァニエミからサンタクロース村までは行き方が3パターンあります。
1. エアポートバス(Airport Bus)を利用する方法
エアポートバスは、ロヴァニエミ空港とサンタクロース村、ロヴァニエミ市内中心部を結ぶ便利な交通手段。飛行機の到着に合わせて運行されており、予約は不要。料金は片道8ユーロで、所要時間は約5分です。
2. サンタクロースバス(Santa Claus Bus)を利用する方法
サンタクロースバスは、ロヴァニエミ中心部とサンタクロース村、ロヴァニエミ空港を結ぶバス。主に秋と冬の間のみ運行。空港からサンタクロース村までは8ユーロで、クレジットカードでの支払いも可能です。
3. UberTaxiを利用する方法
UberTaxiを利用すると所要時間は約10~15分です。ただし、料金は他の交通手段より高め。ロヴァニエミでは流しのタクシーが少ないと事前に聞いていたのでUberアプリから予約できます。
バスの利用も考えましたが、ロヴァニエミは氷点下2桁。外でバスを待つのは辛かったので、UberTaxiを利用。料金は片道で2,000円程度でした。

運転手の方は感じが良く、Teslaに乗ることができ、ホテル入り口前まで送ってくれたので満足しています。
サンタクロース村の全体像はこちらです。(以下、サンタクロース村公式HPに飛びます)
サンタクロース村(Rovaniemi)の魅力についてまとめます。
サンタクロース村(Rovaniemi)の魅力
サンタクロースオフィス
サンタクロース村の中心で、実際にサンタクロースと会って話すことができます。写真撮影も可能で、一生の思い出になる体験です。訪問者に合わせて多言語対応してくれるので、英語が苦手な方でも安心です。
可愛いギフトが買えるショップ
村内には、北欧らしいおしゃれで可愛いギフトショップがたくさんあります。クリスマスグッズやサンタクロース限定グッズ、ラップランド特産品、手作りのトナカイアイテムなどが揃い、プレゼントにもぴったり。北極圏の記念品を探すのも楽しいひとときです。
サンタクロース郵便局
世界中の子どもたちから送られてくる手紙が集まる場所です。ここから手紙を出すと、特別な「北極圏スタンプ」が押されるため、友人や家族へのサプライズにぴったりです。
冬のアクティビティ
冬季にはトナカイソリやスノーモービル、犬ぞりなど、ラップランドならではのアクティビティを楽しむことができます。美しい雪景色とともにアドベンチャーを満喫できます。



ギフトショップやレストランが立ち並ぶ

サンタズ イグルー アークティックサークル(Santa's Igloos Arctic Circle)宿泊体験

宿泊する施設はサンタズ イグルー アークティックサークル(Santa's Igloos Arctic Circle)。
サンタズ イグルー アークティックサークル(Santa's Igloos Arctic Circle)は、フィンランドのロヴァニエミに位置する宿泊施設。北極圏の中心にあり、冬のオーロラ観賞やサンタクロース村へのアクセスが抜群。
特徴的なのは、全面ガラス張りのイグルー型客室。360度のパノラマビューで、美しい星空やオーロラを快適な室内から楽しめます。客室は北欧らしいシンプルで洗練されたデザインが魅力で、暖かさと贅沢さを兼ね備えた空間を提供。
大自然の中で特別なひとときを過ごしたい方にぴったりの宿泊先です。

サンタズ イグルー アークティックサークル(Santa's Igloos Arctic Circle)は、まるで物語の中に迷い込んだようなガラスイグルーが特徴の宿泊施設。ガラス天井から夜空を眺めることができ、運が良ければベッドの上でオーロラを見ることもできます。

宿泊部屋は以下のように1棟毎に独立しています。

宿泊したのは、プレミアムイグルー(Premium Igloo)の部屋。

オーロラを見るならば上記の部屋で良いかと思いますが、サウナ好きであればプレミアムイグルー(Premium Igloo with Sauna)に宿泊することを強くオススメします。
今回繁忙期に行ったためこちらの部屋を確保できませんでした。
次にお邪魔した時の楽しみにとっておこうと思います。


サンタズ イグルー アークティックサークル(Santa's Igloos Arctic Circle)では本格的なコース料理も提供しています。

宿泊料金に含まれているホテルの晩御飯というつもりでいただいたので本格的なコース料理で驚き。
味も美味しく、サンタズ イグルー アークティックサークル(Santa's Igloos Arctic Circle)の晩御飯はオススメです。

サンタクロース村周辺で晩御飯を食べられるのはサンタクロース村の中にあるお店ですがどこも混雑していたので、ホテルでゆっくりいただけるのはすごく良かったです。

サンタズ イグルー アークティックサークル(Santa's Igloos Arctic Circle)の詳細はこちらの記事でまとめていますのでご覧ください。
ヘルシンキやタンペレはホテル供給量が多いので比較的直前でもホテルを確保できますが、サンタクロース村の付近にはホテルが少ないので繁忙期に行く場合は早めのホテル確保をオススメします。
サンタズ イグルー アークティックサークル(Santa's Igloos Arctic Circle)の他にも検討したホテル施設を合わせて掲載しておきます。
フィンランド旅行4泊6日 5泊目
フィンランド旅行の5泊目の行程は次のとおりです。
- スカンディック グランドセントラル ヘルシンキ(Scandic Grand Central Helsinki)宿泊体験
- ヘルシンキ大聖堂(Helsinki Cathedral)

5泊目はロヴァニエミ(Rovaniemi)からヘルシンキ(Helsinki)への移動があったのでサウナ巡りはできませんでした。
サウナを目的としながら、サンタクロース村やオーロラ体験も組み込むのであれば、4泊6日では足りないと感じました。
6泊8日もしくは7泊9日程度、見ておくと日程的にも体力的にもゆとりがあっておすすめ。
スカンディック グランドセントラル ヘルシンキ(Scandic Grand Central Helsinki)

宿泊する施設はスカンディック グランドセントラル ヘルシンキ(Scandic Grand Central Helsinki)。同ホテルは、とにかく立地が良くヘルシンキ中央駅直結。観光に最適なロケーションで、周辺にはショッピングエリアや観光名所が充実。
北欧デザインを取り入れたモダンな客室に、施設内にはサウナも併設。客室はクラシックキングを選択。

アメニティもしっかり。


サウナはホテルの地下にあります。

サウナの他にジムもあります。

サウナは男女で分かれていて、水着は必要なし。ロウリュができて、温度は70~80℃くらいでした。

サウナには水風呂や浴槽はなく、水シャワーを浴びるタイプ。外気が入っていたからかフロアの温度が低かったのでサウナから出たらそのまま休憩という流れで楽しみました。
スカンディック グランドセントラル ヘルシンキ(Scandic Grand Central Helsinki)のサウナは寝る前にさっと体を温めたいという方には最適ですが、思いっきりサウナを楽しみたいという方には少し物足りないかと感じました。
ただ、立地やホテルの外装・内装・朝食はとても満足いくものでしたので、滞在先としては良いと思います。
レストランエリアの雰囲気。

ヘルシンキ大聖堂(Helsinki Cathedral)

宿泊したスカンディック グランドセントラル ヘルシンキ(Scandic Grand Central Helsinki)から、徒歩10分程度の場所にあるのがヘルシンキ大聖堂(Helsingin tuomiokirkko)。フィンランドの首都ヘルシンキに位置する象徴的なランドマークです。
19世紀に建設された新古典主義建築で、真っ白な外壁と緑がかったドーム型屋根が特徴。
美しい大階段を登った先に立つ姿は、観光客だけでなく地元の人々にも親しまれています。内部はシンプルで静謐な雰囲気が漂い、パイプオルガンや彫像などが歴史の重みを感じさせます。市の中心、元老院広場に面しており、夜にはライトアップされ幻想的な姿に。

目の前には元老院広場があり、開放感。

フィンランド旅行4泊6日 6日目
フィンランド旅行最終日はスカンディック グランドセントラル ヘルシンキ(Scandic Grand Central Helsinki)から、ヘルシンキ・ヴァンター国際空港、羽田空港へ。
最後に、行く予定でしたが日程の関係で行けなかったサウナ施設をまとめます。
ぜひサウナ施設選びの参考にしてください。
フィンランド サウナ旅で回りきれなかった施設
Kotiharju sauna(コティハルユ サウナ)
ヘルシンキ最古の公衆サウナ

コティハルユサウナ(Kotiharjun Sauna)は、1928年創業のヘルシンキ最古の公衆サウナ。
フィンランドといえばサウナ文化が有名ですが、コティハルユサウナはその象徴ともいえる存在です。ここでは薪で加熱する伝統的なスタイルのサウナを提供しており、地元の人々や観光客にとって、特別な癒しの時間を過ごせる場所として愛されています。

コティハルユサウナ(Kotiharjun Sauna)は、火曜日から日曜日の午後2時から午後8時まで営業していますが滞在中お邪魔するタイミングが休みの日と被ってしまったため行けませんでした。
Allas Sea Pool(アッラス シー プール)
ヘルシンキのマーケット広場近くに位置する「Allas Sea Pool(アッラス シー プール)」は、サウナとプール、そしてバルト海を一望できる絶景が魅力の施設です。観光客や地元の人々に愛されるこのスポットでは、フィンランド伝統のサウナ文化を都会の中心で体験できます。
施設内には3つのフィンランド式サウナを完備しており、男女共用のサウナも利用可能。温かなサウナ室からヘルシンキの海景を楽しみながら、セルフロウリュで体を芯から温められます。また、温水プールや海水プールも併設され、冬にはアイススイミングも体験可能。サウナと冷たい水の組み合わせは、フィンランドの醍醐味です。
さらに、施設内のレストラン&カフェでは、地元の食材を使った料理やフィンランドビールを楽しむことができます。海風を感じながらリラックスするひとときは、特別な思い出になるでしょう。
アクセスはヘルシンキ中央駅から徒歩約15分と便利。
Löyly(ロウリュ)
ヘルシンキを代表するモダンなサウナ施設

「Löyly(ロウリュ)」は、ヘルシンキを代表するモダンなサウナ施設で、2016年にオープンしました。その名の通り、サウナストーンに水をかけて蒸気を発生させるフィンランド式サウナの「ロウリュ」がコンセプト。伝統的なサウナ体験と、北欧らしい洗練されたデザインが見事に融合したスポット。
建築は、美しいフィンランド湾を一望できる海沿いのロケーションにあり、木製の外観が特徴。デザイン性の高い建物は、地元の建築家チームによって設計され、環境に配慮したサステナブルな素材が使用されています。
施設内には、薪サウナ、スモークサウナ、電気サウナの3種類があり、初心者からサウナ愛好者まで楽しめる構成。また、サウナで汗をかいた後は、隣接する海へ直接飛び込む「クールダウン」も体験できます。冬のアイススイミングも人気です。
サウナの後は、併設のレストラン&バーで食事やドリンクを楽しむのがおすすめ。地元食材を使った料理やフィンランドのクラフトビールを味わいながら、海辺でゆったりと過ごせます。
アクセスはヘルシンキ中心部からバスやトラムで約15分と便利。観光の合間にも気軽に立ち寄れ、地元の人々や観光客に人気のスポットです。
最後までお読みいただきありがとうございました。X(旧Twitter)もやっているのでよければフォローをお願いします。あなたのサウナライフが少しでも豊かになるよう日々記事を更新していますので、他の記事もご覧ください。