こんな方におすすめ
- 新しくなったオールドルーキーサウナ 渋谷忠犬ハチ公口店の詳細を知りたい方
- サウナの最新トレンドやユニークなコンセプトに興味がある
- リニューアル背景や運営者の想いを深く知りたい
- オールドルーキーサウナが好き

オールドルーキーサウナ 渋谷忠犬ハチ公口店のリニューアル、「勝ちサウナ」が気になる

「勝ちサウナ」を作るまでの運営者の想いを聞いてみたい
本記事ではそんな方に向けた記事です。
【本記事の信頼性】
・サウナスパ・健康アドバイザー
・Yahoo Japan クリエイター
・X(Twitter)フォロワー 5,500人以上
( ゆー@サウナ好き|サウナメディア運営)
・サウナ250施設 訪問
・サウナ歴5年
・都内を中心に週に2~3回サウナ活動
・全国 サウナ旅経験あり
・フィンランド サウナ旅経験あり

渋谷駅から徒歩わずか3分の好立地に位置する「オールドルーキーサウナ 渋谷忠犬ハチ公口店」が、2025年3月14日に新コンセプト「勝ちサウナ」を掲げてリニューアルオープンしました。

サウナ室の入り口には本格的な鳥居が設置され、サウナストーブの上には「勝負乃神」と名付けられたサウナストーンが祀られるなど、これまでにないユニークな演出が施されています。


これらの新しい試みは、大きな勝負の前に準備する人たちへの最後の総仕上げになるようにとの想いから来ています。
本記事では、リニューアルされた施設の詳細と、店長の岡村陽久氏へのインタビューを通じて、その魅力とこだわりを深掘りします。

今回は店長の岡村陽久氏へリニューアルについてインタビューさせていただきました!
▼店長の岡村陽久氏のインタビューをすぐに読みたい方はこちら

オールドルーキーサウナ渋谷忠犬ハチ公口店はこんなところ
今回ご紹介するのは、東京都渋谷区にある「オールドルーキーサウナ 渋谷忠犬ハチ公口店」。渋谷駅ハチ公口から徒歩3分という抜群のアクセスに加え、“勝負前にととのう”をテーマにした独自の世界観が広がる、男性専用の都会型サウナ施設です。
【住 所】
東京都渋谷区道玄坂2丁目6-11
渋谷プラザビル3階
【アクセス】
・JR「渋谷駅」ハチ公口 徒歩3分
・京王井の頭線「渋谷駅」西口 徒歩1分
「オールドルーキーサウナ 渋谷忠犬ハチ公口店」では、最大級のサウナストーブと自動熱波機能を備えた高温サウナや、8℃まで冷やされた本格的な水風呂、都会の真ん中とは思えない開放感のある休憩スペースを備えています。
今回のリニューアルで、入口に鎮座する「鳥居」や、サウナストーブの上に祀られた“勝負乃神”が新たに設置。

これから大事なプレゼンや面接、試合などを控える人たちに向けた特別な応援演出。心と身体を整え、気合いをチャージするための空間として設計されています。
9:00〜26:00という長めの営業時間(第2日曜日:13:00から深夜1:00最終受付(深夜2:00閉店))で利用しやすく、月額会員制度も充実しているため、通いサウナとしても便利。
利用区分 | 時間帯 | 料金(税込) | 備考 |
---|---|---|---|
一般利用(120分) | 平日 9:00〜18:00 | 1,980円 | 最もお得な時間帯 |
一般利用(120分) | 平日18:00〜/土日祝 | 2,580円 | 混雑時間帯でもゆったりととのえる |
延長料金 | +120分ごと | 1,980円 | 延長も同料金でOK |
月額会員 通常 | ー | 月額18,700円 | 入会金:16,500円(税込) |
「オールドルーキーサウナ 渋谷忠犬ハチ公口店」の営業時間は次のとおりです。
営業時間
- 男性
平日・土日祝日(第2日曜日を除く):9:00から深夜1:00最終受付(深夜2:00閉店) - 女性
第2日曜日:13:00から深夜1:00最終受付(深夜2:00閉店)
なお、通常は男性専用施設ですが、毎月第2日曜日は「レディースデー」として女性の方も利用可能。普段は入れないサウナ空間で“ととのう”特別なチャンス、サウナ女子にもぜひ体験してほしい施設です。
サウナ室|サウナ室は2種類!気分で選べる“DUAL勝負サウナ”
オールドルーキーサウナ 渋谷忠犬ハチ公口店には、2種類のサウナ室が用意されています。
ひとつは、会話OKで仲間と語らいながら入れる「談話サウナ室」。オートロウリュ&オート熱波を備えた「談話サウナ室」。

天井から降り注ぐ蒸気とその直後に吹き出す熱風が全身を包み込み、瞬時に汗が噴き出す“強烈なととのい体験”が味わえます。
中央に鎮座する大型ストーブの上には“勝負乃神”が祀られ、鳥居をくぐって入る演出とともに「勝負の儀式」が始まるような神聖さすら感じられる空間です。

もうひとつは、会話一切禁止の「絶対静寂サウナ室」。


どちらも約100℃前後の高温設計にオートロウリュ&熱波が搭載されており、しっかりと汗をかいて深くととのうことができます。

“話さない”ことをルールとしたこの部屋は、まさに自分の内面とだけ向き合うことができる瞑想的な空間。
背筋が自然と伸びるような緊張感のなかで、呼吸を整え、心のノイズをリセットする時間が流れます。
水風呂|8℃の冷却チラーが生み出す極冷ディープクールダウン
サウナでしっかり汗をかいた後は、キンッと冷たい水風呂で一気にクールダウン──オールドルーキーサウナ 渋谷忠犬ハチ公口店の水風呂は、なんと驚きの8℃設定!

大型のチラー(冷却装置)を導入しており、常にキンと冷えた状態をキープ。高温のサウナ室との温冷交代浴で、血流が一気に巡り、全身がシャキッと目覚める感覚を味わえます。冷却力がしっかりしているので、回転率も良く、混雑時でもしっかりクールダウンできるのがうれしいポイントです。

しっかり冷えているからこそ、数秒〜数十秒の短時間で全身が「キュッ」と引き締まり、交感神経がブワッと優位に。心と身体の切り替えに最適なセッションが叶います。「ととのい」への鍵を握るのは、まさにこの水風呂と言っても過言じゃない…そんな強烈冷却体験がここにはあります。
内気浴|静寂に包まれた “ととのいの間” で深く沈む
サウナでたっぷりと汗をかいたあとは、身体と心を落ち着ける“ととのいタイム”。オールドルーキーサウナ 渋谷忠犬ハチ公口店では、都会にありながら静けさに包まれた内気浴スペースが用意されています。

椅子は全部で13脚。インフィニティチェアも含まれており、身体を預けるとふわっと沈み込むような感覚が味わえます。
座面の角度もちょうどよく、自然と深い呼吸へと導かれるのが印象的です。

スペースは屋内ですが、外気を取り込める窓が設けられており、空気の流れを感じながらリラックスできます。
また、冷暖房設備と業務用の扇風機も備えられており、季節を問わず快適な温度でととのうことができます。

この施設の最大の特徴とも言えるのが、“絶対静寂”というルール。サウナ室だけでなく、内気浴スペースでも会話は禁止。
静けさが守られた空間だからこそ、自分の内側とじっくり向き合うことができます。

静かな空間、心地よい椅子、ちょうどよい温度。そのすべてが、深くととのうために設計された“ととのいの間”です。

椅子もさまざまな形のものがあるのでお気に入りのものを選べます。
オールドルーキーサウナは設備やアメニティも充実
オールドルーキーサウナ 渋谷忠犬ハチ公口店は、サウナ以外の設備もしっかり整っています。
清潔感のある広々とした洗面台には、高性能なドライヤーをはじめ、髪や肌のケアに欠かせない各種アメニティが完備。

フェイスケアや保湿をしっかり行えるよう、美容液や化粧水、コットンなども用意されており、仕事前や外出前の利用でも安心です。

特に洗面スペースは白を基調としたデザインで、明るくスタイリッシュな雰囲気。照明の具合もよく、身支度がしやすい快適な空間になっています。


店長 岡村陽久氏に「勝負サウナ」のリニューアルをインタビュー!
アツアツ×キンキン×ガラガラ”で知られる「オールドルーキー」。今回、渋谷店がリニューアルしたその舞台裏を、店長・岡村陽久さんご本人にお話を伺ってきました。

実際にお話を聞いてみると、出てくるのは想像以上のこだわりと、こだわりに隠された理由。そして何よりサウナ愛の深さ…!普段はなかなか聞けないお話をたっぷり聞かせてもらったので、ぜひご覧下さい。
“アツアツ・キンキン・ガラガラ”の真意とは?
リニューアルおめでとうございます。
まず、オールドルーキーのコンセプトについて改めて教えてください。


よろしくお願いします。
岡村氏:オールドルーキーサウナはアツアツ・キンキン・ガラガラをコンセプトにやっています。うちは本当に好きなサウナが好きな人をターゲットにしていて、少しのサウナ好きは取りに行かない戦略なんです。
うちのユーザーさんは大体もう毎日行ってるか、少なくとも週3〜4行ってるかみたいな。ととのいやすさは他のお客さんに影響されるじゃないですか。私たちは「ガラガラ」を、つまることがない状態──と定義しています。
確かにオールドルーキーサウナさんはいつもガラガラの状態を保てていますよね。


例えばこの渋谷店だと定員は15名なんです。
岡村氏:シャワー室とサウナ室があって、サウナ室は最大で10人ほど入れるものが2つ。ととのい椅子は13脚設置されていて、全体としては40人くらいが余裕を持って利用できる広さです。
ただ、実際には15人しか入っていないので、サウナ室には常時2〜3人いるくらい。かなり空いている印象になると思います。ととのい椅子も十分に余裕があるので、並ぶことなく使えます。
シャワー室や水風呂で誰かが詰まっていたり、順番待ちが発生したりがなくて、スムーズに利用できる状態。それを「ガラガラ」と呼んでいます。渋谷店の場合、この「ガラガラ」と感じられる定員の目安は25名なんです。この25名という人数を実際に超える時間は、半年間(約3800時間)でたったの20時間程度。3800時間中の20時間しか超えないという事実から考えると、99%以上の時間はガラガラの状態が保たれているということになります。これが、私たちが定義する“ガラガラ”のコンセプトで、実際にこのスタイルで4店舗運営しています。
99%がガラガラの状態というのはすごいですね・・・。
今回「勝ちサウナ」というコンセプトを設けた理由を教えてもらえますか?


今はアツアツキンキンガラガラのスタイルで4店舗運営していますが「全店舗まったく同じでいいのかな?」そんな疑問もありました。そこで、渋谷店では少し“変化”を加えた特別なコンセプトを設けたのが始まり。それが、「勝ちサウナ」なんです。
岡村氏:うちのサウナは、例えば筋トレ後で汗をかききった状態でも、「まだ絞れる」という自信があります。
日々頑張っている人が、何か勝負に挑む前に、“最後のひと絞りの汗”をかける場所。私たちはその最後の汗のことを「勝ち汗」と呼んでいて、それを出せるサウナは、たぶん都内でもうちくらいじゃないかなと、本気で思っているんです。だから、勝負の前日には、ぜひ渋谷店に来てほしい。サウナ室の前には鳥居があり、それをくぐることで気持ちが切り替わる。サウナストーブの上には、私たちがオリジナルで作った「勝負の神」を祀っていて、そこで勝利を祈願してから汗をかく。そして「勝ち汗」を最後にかいて明日の仕事や試合、大切な挑戦に備える。
それが、渋谷店が掲げる“勝ちサウナ”というコンセプトです。
渋谷店以外にもコンセプトを展開していく予定なんですか?


いずれ渋谷店の運営が落ち着いてきたら、次の展開も少しずつ考えています。
4月には併設のホテルもオープン予定で、まずはそこでのオペレーションを安定させることが先。そのあとは、銀座あたりの店舗を追加しようかなと、考えています。まだ案があるわけではないんですけど。
オールドルーキーが手がけるサウナはこちらからご覧いただけます。
OLD ROOKIE SAUNA HOTEL KISARAZU KANEDA (公式HPが開きます)
サウナは“現代の滝行”勝負の前に備える
今回のリニューアルは鳥居を設置したりなど、ユニークな演出だと思うのですが演出内容はどのような思いで作られたんですか?


元々サウナ=勝負の前に備えるイメージがありました。
岡村氏:これまでも「勝負の前日にはサウナに行きたくなる」──そんな人って、けっこう多いように感じていました。実際、私自身もそうですし、他の人に聞いても、「明日が大事な日だから、今日はサウナで整えておきたい」っていう声をよく耳にします。
人それぞれ、勝負の日の迎え方はあると思います。でも、“明日に向けて気合いを入れたい”とか、“気持ちを整えて臨みたい”というときに、サウナを選ぶ人は本当に多い。ただ、ほとんどのサウナって、「勝負の前の日」を意識して作られていない。
本来“勝負の前”って、昔から特別な意味があって。たとえば昭和の時代や、もっと前の江戸時代なんかでも、きっと滝行とかしてたと思うんですよ。でも滝行ってなかなかする場所がない。そう考えると、「現代の滝行」がサウナであってもおかしくない。
そんな想いから、“勝負の前日に行くサウナ”としての「勝ちサウナ」を生み出したんです。それに、たとえば明日の仕事が大事なプレゼンだったり、大切な打ち合わせだったりすると、やっぱり気持ちを整えて臨みたくなりますよね。

だからこそ今、多くの人にとって、勝負の前日はサウナに入る日になってきているんです。
岡村氏:いつもより少し長めにサウナに入り、水風呂でキュッと締めて、呼吸を整えて、精神を研ぎ澄ませる──
そういう“自分だけのルーティン”を大切にしている人が、どんどん増えています。実際、格闘家の方たちにもとても多いんですよ。勝負の前日にはうちのサウナに来て、しっかり整えてからリングに向かう。ただ、私たちはそういう方の名前をSNSで発信することはしません。
YouTubeやTwitterなどに「誰が来た」っていう情報を出さないのは、“勝負の日の準備”を静かに整える場所でありたいという想いがあるからなんです。実際、試合や大きな勝負の前日に、うちのサウナに来られる方はとても多いんです。やっぱり、“ぬるいサウナ”では精神統一は難しい。しっかりと気持ちを切り替えて、自分自身と向き合うには、それなりの「緊張感」が必要なんですよね。
うちのサウナは、背筋が自然と伸びるような空気感があって、ルーキーの方にもベテランの方にも、気が引き締まる場として選んでいただいています。中途半端な気持ちでは水風呂に入れないし、そもそも“なんとなく”で入れるようなサウナじゃない。だからこそ、勝負の前にここで整えていく。そんな流れが、自然とできていたんです。
それは、「サウナイキタイ」などの投稿からも感じていました。「明日プレゼンがあるので、気合いを入れるために来ました」とか、「大事な試合の前に、ここで一度リセットしたくて来ました」とか、実は、そんな投稿が以前から多く見られていたんです。
だからこそ私たちは、「勝負の神を祀る」というコンセプトを、正式なものとして形にすることにしました。昔で言うところの“滝行”のようなものが、今はサウナになっている──そう考えている人、実はけっこう多いんですよ。
だったら、勝負の前日にはここに来て、気合いを入れ、願掛けをして、最後の一滴まで汗を出す。そんな“勝ちサウナ”の存在が、少しでも勝負の確率を上げることに繋がるなら──その場を提供するのが、私たちの役目だと考えています。
サウナはリラックスに近いイメージがあったので意外でした。


リラックスしたいのであれば、オールドルーキーサウナよりも他のサウナ施設が良いかもしれません(笑)サウナ東京さんとか、SAUNASさんとか素敵な施設がたくさんありますから。
アツアツ・キンキン・ガラガラでしか、削ぎ落とせない悩みがある

その代わり深くととのいたいならぜひうちに来てほしいですね。
岡村氏:うちのサウナに来てくれる方には、ぜひ“気合いを入れたい”とか、“本当に深く整いたい”という想いを持って来てもらいたいと思っています。なぜなら、うちのサウナは「ただ気持ちよくなるため」の場所じゃないんです。
90度くらいのサウナ室の温度だと「ああ、今日のプレゼン、うまくいかなかったな」とか、「あいつと本当にうまくコミュニケーションを取れねえなみたいな」とか、思えちゃうんですよ。
サウナ室に12分いたら10分はそう思えちゃう。でも、うちのサウナ入ってもらったらわかると思うんですけど3段目に座ってる人あんまりいないですよね。4段目もいない。
例えば、うちのサウナでは、ほとんどの人が一段目に座ります(笑)1段目が一番人気。岡村氏:なぜかというと帰りが大変なんですよ。熱すぎて、扉まで無事にたどり着けるのか不安になる。「これ、俺出れるのか」とか、これ、サウナ室歩けるのか、とか。
よくみんな言うのはサウナ室に2〜3人いる時はまだいいですけど、誰もいなくなって、本当に1人になるとみんな不安になるんですよ。 もしここ俺、階段で転んで気を失ったら誰が助けてくれる? のかと。 命の心配がうちのサウナにはあるので(笑)、そんな時に昨日のプレゼンがうまくいかなかったとか、コミュニケーションうまくいってないとか、そんな余計なこと、絶対に考えられないですよね。とにかく、「自分、大丈夫かな?」って、それだけになる。
何も考えられないその5分間を過ごしたら、いきなり今度はライトがピカーと光って、ローリュウがピシャっと降り注いで熱風がぶわーっとこう直撃してよけたりとかして。 だからとにかくこう自分の身をどう守るかっていうことに、精いっぱいな5、6分を過ごすんですけど。
で、次はキンキンの水風呂。8度じゃないですか。1分入ってたら筋肉硬直して動けなくなるかも…って「溺れんの?って」思うし、かといって早く出たら出たで、ちょっと恥ずかしいし。どうしようみたいな。そればっかりになるんですよね。
岡村氏:そうして30秒くらい水風呂に入ったらそのあとは、すぐ整いイス。
うちのフィニッシュチェアは、もう完全に“整うための椅子”が待ってますんで。誰もしゃべらないし、ただただ整えるための空間がある。岡村氏:それを3セットやったら、大体45〜60分かかるんですよ。その間、サウナに来る前に考えてた余計なこと、60分間完全に忘れてます。で、出たときに「あれ?なんであんなに悩んでたんだっけ?」ってなる。
「むしろなんかサウナ入って忘れちゃうぐらいな悩みだったんだなって」って。これを我々はこう体現したいんです。
本当のうちのコンセプトっていうのはホームページにも書いてあるんですけど、
岡村氏:これ、裏返すと「大体の悩みはサウナで消える」ってことです。2セットで忘れられのか、3セットなのか、セット数の問題なんです。つまり、悩みは“セット数で解決”できる。そういうことなんだって気づいてほしい。何かこう思い悩んだ時も、あのこれ、3セットで消えるなって。そうしたらもう実際、サウナに入る必要すらなくなってきますね(笑)結局その思ってる悩みがサウナに入ると消える悩みなんだからって思ってもらえることって、すごい強いじゃないですか。
それを体現してもらうためには、90℃じゃダメなんですよ。90℃って気持ちいいですよ、そこに12分入って、その後15度の水風呂に2・3分入ったら気持ちいいじゃないですか。 正直これリラックスできるじゃないですか。私は、そのリラックスさせることが私の目的じゃないですよね。
本当の目的はサウナに入って、それでも悩んで、それが本当悩みだと思ってもらうことが一番の目的。僕がこのサウナとしてやるべきミッションだと思ってるんで。だからこそ、キンキンの水風呂じゃなきゃダメだし、人が少ない、ガラガラじゃなきゃダメなんですよ。
うちが目指してるのは、“本当の悩み”にたどり着くためのサウナ。
それを体現するために、「アツアツ・キンキン・ガラガラ」じゃなきゃいけない。
「やれることは全部やった」と言える自分になるために

勝ちサウナ”っていうのは、そういう「勝つぞ」っていうポジティブな気持ちを、さらにもう一段階、上に引き上げる場所だと思ってます。
岡村氏:これだけアツアツのサウナに7分間耐えて、30秒くらいキンキンの水風呂に入って、それを3セット。「俺はやったんだ」ってなるじゃないですか。「これだけの汗、全部かいた。やれることはすべてやった」っていう、根拠のない自信が湧いてくる。でも、その“根拠のない自信”こそが、明日の勝利につながると思ってます。
いざ勝負ってときに、「あれもやっておけばよかった」「これもやっておけばよかった」って思ったら、気持ちが乗らないじゃないですか。でも、「俺は全部やった」って思えてたら、もうあとはやるだけ。「なんならサウナで、最後の汗まで絞ってきたぞ」って。そう思えたら、もうこれ以上の努力はない。「全力を尽くした」っていう感覚が、すごく大事なんですよ。
僕もこれまで何度か勝負の場を経験してきたんですけど、やっぱり「自分がやれることをすべてやったかどうか」、それだけだと思うんですよね。で、そこまでやれていたら、8割方は勝てると思うし、仮に負けたとしても、ちゃんと納得できる。「よし、次がんばろう」って思える。だから、後悔しないんです。
これまでの店長自身の原体験というか、そういったところから来るものなんでしょうか。


僕自身もそうだし、格闘家の方とか、明日プレゼンがあるっていう人たちが、うちのサウナに来て、「最後の汗をかいた」ってSNSに投稿してくれてるんですよね。
岡村氏:勝負の前には、最後の汗をかく。それが大事で──正直、このサウナを最初から「勝負のために作った」ってわけじゃないんですけど、でも、「だったら、そういうサウナに“しちゃおう”」って思ったんです。もう、完全にぴったりなんですよ。ちょうどいい。

格闘家が“明日の計量に備えて最後に水抜きするサウナランキング”を仮にとったとしたら、うちが間違いなく1位になると思ってます(笑)短時間で、強制的に汗をかかせられる。
常に“ベストな熱”をキープするための、見えない設計力
サウナ室の熱さへのこだわりがすごいです・・!


熱さにはとことんこだわってます。
岡村氏:たとえばなんですけど、うちのサウナ室って「二重扉」なんですよ。これって、意外と他ではあまり見ない構造なんです。なんでないのかっていうのは、実はいろんな理由があるんですけど、まず一番はお金がかかるんです。まず設置は「二重扉」にするっていうだけで、まず扉をもう一枚付けなきゃいけないんですよね。下の部分も防水加工をしなきゃいけない。火災報知器もつけなきゃいけない。二重扉にするだけで、サウナの施工費ってざっくり20%くらいは上がるんですよ。
やらなくてもちょっと緩くなるくらい。だからそこの差し引きでやらない。
で、「ドアクローザー」── つまりドアを自動で閉めてくれるやつなんですけど、これがまた大変で。二重扉にすると、こういう構造になるんですよ。サウナ室があって、その外にもうひとつ扉がある。その間の空間が“あったかい空気のクッション”みたいになってて、中の熱が逃げにくくなるんです。だから、扉を開けても室温が急に下がらない。すごくいい仕組みなんですけど──
問題は、このクローザーが「油圧式」ってことなんですよ。で、サウナって温度高いじゃないですか?
温度が上がると、油圧のオイルが漏れて、半年に一回ぐらい壊れるんです。笑
そんなに壊れるんですか!?


ありとあらゆるものが壊れるんですよ、二重扉って。初期コストもかかるし、維持コストもとにかく高い。だから、みんな二重扉はやりたがらないんです。正直。
岡村氏:リラックスが目的ならそれでもいいかもしれない。でも僕は、“アツアツ・キンキン”を保証しなきゃいけない。だから、人が出入りしたかどうかでサウナの温度が下がるような、そんなサウナではダメなんです。絶対に二重扉じゃなきゃいけない。もう、それ以外は考えられないんです。
あと湿度の話なんですけど──普通の壁材を使ってると、湿度ってどんどん壁に吸われてっちゃうんですよ。だから、せっかく蒸気を入れても、湿度がすぐになくなっちゃう。でも、うちは全部の壁を「珪藻土(けいそうど)」にしてるんですよ。この珪藻土っていうのがすごくて、湿度が高すぎると吸って、湿度が低いと吐き出すっていう、調湿作用がある素材なんです。だから、湿度を逃がさない。
岡村氏:うちのサウナって、「暑いけど湿度も高い」じゃないですか?あれをちゃんと維持できてるのは、まさにこの珪藻土のおかげなんです。つまり、「あの感じ」を作るには、壁の素材からしてちゃんと考えて施工する必要があるんですよね。そういう、“熱さへのこだわり”。それは、施工の段階から本気で力を入れてるんです。理論上は、二重扉にすれば、サウナって絶対に良くなるんですよ。だから、つけない理由はコストと手間だけなんです。
でも、二重扉にしてないと困るのって、ほんと“人がめちゃくちゃ多い時”だけなんですよね。バンバン人が出入りしちゃうと、室温が下がって、快適度が落ちる。その時だけなんです。

でも、二重扉にしてないと困るのって、ほんと“人がめちゃくちゃ多い時”だけなんですよね。
バンバン人が出入りしちゃうと、室温が下がって、快適度が落ちる。その時だけなんです。
岡村氏:うちは“いかなる状況でも温度を下げない”って決めてる。見てもらうとわかると思うんですけど、サウナ室の広さに対して、やたらでかいじゃないですか。実はあれ、出力の30%しか使ってないんですよ。本来なら、あのサイズの半分のストーブで十分足りるんです。半分にしてストーブの出力60%くらいが適切。でも、うちは出力を抑えて、めちゃくちゃ余裕のある大きいストーブを入れてる。それで、常に安定した熱を保てるようにしてるんです。
仮に、二重扉同時開けちゃう人っているんですよ。他のサウナだと、温度が一度下がると回復に10分くらいかかるんですよ。たとえば扉を30秒以上開けっぱなしにしてたら、室温が5度くらい下がる。そのあと、元の温度に戻すまでだいたい10分くらいかかるのが普通なんです。

でも、うちはそれが“2分”。
岡村氏:それはやっぱり、ストーブの出力が違うからなんですよ。しかもね、温度ってちょっと下がっても、すぐ温度計には出ないんですよね。普通のアナログな温度計だと、一定時間その温度じゃないと反応しない。だから、実際に体感では「あ、ちょっと温度下がったな」って思ってても、温度計には出ない。
でも、僕らはそれすら許したくない。だからこそ、倍サイズのストーブを使ってる。うちは、サウナ室に8人くらい入っても、しっかり熱が回るように作ってるんです。
こだわりはサウナ室以外にもあるんでしょうか


水風呂はどんだけ人が入っても8℃なんですよ。
岡村氏:うちのサウナに入れてるチラ(冷却装置)の出力なんですけど──
あの広さだったら、普通は20キロワットくらいで十分なんですよ。でも、うちはあえて50キロワットのチラを入れてるんです。その理由があって。例えば、複数人が一気にサウナ室に入ると、一時的に温度って1〜2度上がっちゃうんですよね。それって体感的にはわからない程度なんですけど、でも“整う温度”としてはブレてる。だからこそ、その微細なブレを感知させないために、倍の出力のチラを入れてるんです。で、そこがうちのすごいところで──復活力が違う。出力が違うと、温度の戻り方、維持の仕方がまったく変わってくるんですよ。ただこれは、外からは見えない部分なんですよね。だから普通は「この広さには何キロワットが適切」っていう設計をするんですけど、“適切”っていうだけじゃ足りない。
人が多めに入っただけで、温度が変動する。で、それを戻すのに普通はすごく時間がかかる。だから僕たちは、その温度の上下を“起こらせない”ように、出力を先読みして組んでるんです。で、水風呂の話もまさにそれで──たとえば200リットルくらいの水風呂に、人が1人入ると約0.8度上がるんですよ。で、2人入ったらまた0.8度上がる。その変動に対して、うちのチラで下げられるのって、誰も入ってない状態でも“5分で1度”くらいなんです。
だから、5分以内にまた誰かが入ってしまったら、水温は確実に上がるんですよね。

うちはその対策として、人が入る回数やタイミングに負けない出力のチラーを、実際に計算して導入してるんです。ぜんぶ、施設を作る前に何度も実験して設計して。バカでかいチラーを入れました、
“ガラガラ”の美学と、収益とのせめぎ合い
サウナ事業の中で、悩んだこととか、ありますか?


ありますね…これ、儲かってると思います?どう思います?
これまでのお話を伺っていると儲かってないんじゃないかなって思ってしまいました(笑)


はい、合ってます。儲かってないです(笑)。もちろん、赤字ってわけじゃないです。ギリ、黒字。
岡村氏:たとえば「勝ちサウナ」みたいに大きなリニューアルをした月は赤字になるし、何もなければなんとか黒字。逆に、機材が壊れたりした月は赤字になる。そんなふうに、トータルで見ればギリギリ黒字っていう感じ。だから、継続できてるだけで、まったく儲かってるわけじゃない。
問題は初期投資。めちゃくちゃお金かけちゃってるんですけど、「これ、いつ回収できるのかと(笑)」って、正直思うときもあります。たぶん、普通にこの規模のサウナをつくろうと思ったら、「8000万円くらいあればできるでしょ」って見積もると思うんですよ。
でも、うちの場合…実際にかかった金額は1億2000万円かかってるんですよ。
――1億2000万円…!


はい、めっちゃかけちゃってるんですよ。チラーとか、無駄なところにいっぱいお金かけちゃってる(笑)
――じゃあ、やっぱり結構“こだわりすぎたな…”って思うところもあります?!

岡村氏:あります、あります。もうめっちゃあります(笑)なんていうか、無駄なところにすごいこだわっちゃったんですよ。
たとえば裏側の仕様とか、普段お客さんが見ないスペックの部分とか。そこにめちゃくちゃこだわって、余計なお金がかかっちゃったんですよね。そもそも8000万円でも回収できてないんですけど、1億2000万円かけちゃったから、もっと回収できない(笑)で、「これ…本当にどうやって回収するの?」って、後から悩むようになってきたんですよ。で、ふと気づいたんです。

“アツアツ・キンキン・ガラガラ”って、よく考えたら「ガラガラ=お客さんをあまり入れない」ってことじゃないですか?そしたら、売上、上がんないですよね?(笑)
確かにそうですね(笑)

岡村氏:そうなんですよ(笑)しかも最近その事実に気づいて。最近気づくのもどうかと思うんですけど(笑)
「あれ?全然売上立ってなくない?」って。でもね、お客さんいっぱい入れちゃったら“ガラガラ”じゃなくなるし、でもお客さん入れないと売上が立たないし。このループでずーっと悩んでるんですよ。
あと、会員制度もそうなんです。たとえば六本木なんかだと、母数はそこまで多くない。でも、その分めちゃくちゃ通う人がいる。会員さんって来放題だから、月に80回とか来られちゃうと、1回あたり200円〜300円とかになっちゃう。しかも、タオルって1枚40円なんですよ。2枚使われたらもう80円。さらに電気代もあるでしょ?――って考えると、たぶん赤字なんですよね(笑)もちろん、そこまで通う人は一部ですけど、全体で平均をとっても、1回あたりの単価が1000円〜1200円くらい。一般利用の半分くらいしか、売上取れてないんです。
だからこそ、会員さんを増やしすぎると逆に危ない。お得すぎるから、うれしいんだけど…運営はけっこう大変です(笑)まあ、そこまで来る人はそんなに多くないんですけど。
だから今、会員の受付は一旦ストップしてるんです。同じ100人が来るとしても、会員さんが100人来るより、ビジターさんが100人来てくれた方が売上は圧倒的に良いんですよ。でもね、だからってビジターさんを増やしすぎると今度は“ガラガラ”じゃなくなる。そのバランスが本当に難しい。なので、ちょっと価格を上げてみたり、調整しながらやってるんです。
会員になったら、皆さんしっかり通われるんですね。

退会は“Amazonで買い物するよりも手軽”──その理由とは?

うちびっくりするくらい退会しやすいんですよ(笑)月に3人くらい「間違って退会しちゃいました!」って連絡が来るんですよ。
岡村氏:普通退会しにくくする仕組みがあるじゃないですか。退会ページを探すのに手間がかかって、アンケートに答えさせて、ボタンも押し間違えさせて、最悪電話させるとか、来店させるとか。でもうちは、Amazonの買い物よりも手軽に退会できる。ボタンひとつで即退会です(笑)
でも、来る者拒まず、去る者追わずのスタンスでやってます。また入りたいと思ったら、すぐ入れるし、「もうちょっと来れないな」って思ったら、気軽に抜けられる。それって、ある意味では自分たちにプレッシャーをかけてるんですよ。
こなくなる方とかいないんですか?


うちは規約にも「月に1回も来なかったら強制退会」って書いてあるんです。だからうちは、“退会しにくくする”んじゃなくて、“いいサウナを作り続けることで継続してもらう”。そのプレッシャーを、自分たちで背負ってるっていう感じなんですよね。
成り立つ“幽霊ビジネス”じゃなく、プレッシャーの中で本物を作る
──世の中って、「退会しづらくすることで成り立ってる」って、意外と多いですよね。


そうなんですよ。たとえばジムなんて、会員の8割が幽霊会員ってこともザラにあるんですよね。
岡村氏:昔で言えば、携帯の公式コンテンツもそう。9割が休眠会員で、実際は誰も使ってない。でも、それでもビジネスとしては成り立っちゃう。ただ、それって本質じゃないと思うんですよ。“使ってない人からお金を取る”ことで成り立ってるサービスって、どこかで経営が“ラク”になってしまう。でも、うちはそうじゃない。本当の意味で「いいサウナ」を作らないと、すぐに退会されちゃう。だから、自分たちにプレッシャーをかけるために、あえて退会を簡単にしてるんです。

実際に、うちが六本木店をオープンしたとき──最初の1週間で、会員の2割が退会しました。
──えっ、そんなにですか!?


はい、熱すぎて(笑)たぶん、みんな「まさかここまで熱いとは思ってなかった」んですよね。
岡村氏:オープン当初は、六本木の“激アツサウナ”がまだ知られてなかったから、入ってみたら、「これは無理だ…!」ってなって、ドバッと退会が出たんです。でも、それでも残った人たちって──サウナ界の“精鋭”なんですよ。“あのアツアツのサウナ”と“キンキンの水風呂”がたまらなくて、週に2〜3回来ちゃうような人たち。そういう人たちが残ってくれたからこそ、今では、「整いやすい最高の環境」が自然とできあがってるんです。
“猛者が集う”から、空気も整う。だから次は、もっと日常に寄り添うサウナを

うちのサウナ、来てる人のレベルがめちゃくちゃ高いのでマナーが良いんですよ。
岡村氏:“サウナ界の重鎮”みたいな人たちが揃ってるんです(笑)しかも、週に2〜3回は当たり前。どこに行っても4段目の一番上に座って、12分は余裕──みたいな猛者ばかり。だから、そういう方々がたくさん集まってくれてるおかげで、場のマナーもめちゃくちゃ良くなってるんですよ。周りが静かに整ってると、自然と新しく来た人も空気を読んでくれる。そうやって、“整いやすい空間”が自然に生まれてるのが、今のうちの強みなんです。
次の構想は、もっと「日常」に近いサウナ
────ここからちょっと先のお話を伺いたいのですが、今後の展開についてはいかがでしょうか?

岡村氏:今はもう、とにかく4月24日オープンのホテルに向けて頭がいっぱい。なので他のことを考える余裕が正直あんまりないんですけど…でも、将来的な構想としては
──もう少し「日常に近いサウナ」を作りたいって考えています。今の「オールドルーキー」は、渋谷・新宿・銀座・六本木──いわゆる“一等地”に出店していて、ちょっとキラキラしてるじゃないですか(笑)でも、実際にみんなが住んでるのって、もっと生活圏に近いエリアですよね。だから、そういう街に向けて、「銭湯」と「ハイスペックサウナ」の間に位置するような、“オールドルーキーのセカンドライン”を作っていきたいと思ってるんです。今は1回2500円くらいの価格帯ですが、やっぱり毎日は来れない。
だから、もっと日常的に通える価格帯──980円とか。なおかつちゃんと“整える”スペックを持ったサウナを目指したい。それが、地域に根ざしたサウナの新しい形になるんじゃないかなって思ってます。
セカンドラインは“地域に愛されるサウナ”を目指して
今お話のあったセカンドラインはどの層を取りに行くんですか?


地元の方ですね。
岡村氏:今後のセカンドラインでは、もう少し地域に根差したサウナを目指しています。どんな層をターゲットにしてるかっていうと──その街で暮らす人たちに、日常の延長として愛されるサウナ。「今日はちょっと疲れたな」ってときにフラッと立ち寄れて、「明日からまた頑張ろう」って気持ちになれるような、生活に寄り添うような施設にしたいと思ってます。
価格帯も、今のオールドルーキーが2500円くらいのところ、セカンドラインは900円台〜1500円くらいを想定。
銭湯とサウナの中間地点くらいの価格帯です。
勝負の前日に、サウナができること
最後に、これからオールドルーキーに来る人たちへのメッセージをお願いします!


俺以上にやったやつはいない、根拠のない自信を持ってやってほしい。
岡村氏:サウナに入ったくらいで、勝負に勝てるわけじゃない。そんな甘い世界じゃないことは、僕たちももちろんわかってます。でも、逆に言うと──「もうあとはサウナに入るだけ」って状態に、前日にもっていけてたら強い。
前日の夜に「勝ち合わせ」を書いて、最後の一滴まで汗を絞り出して──「俺は、やれることはすべてやった」っていう気持ちで布団に入れるなら、そのテンションと集中力で、勝負に挑める。実力なんて、たった1日で変わるもんじゃない。でも、気持ちと集中力は、圧倒的に変えられる。
サウナに入って、ただ汗をかくだけじゃない。“自分がここまでやった”という証を、心に刻むための場所。だから、頑張った自分への最後のご褒美として、渋谷のサウナに来てほしい。勝ち合わせをキープして、自信を胸に、明日の勝負に挑んでほしい。
ありがとうございました!


まとめ|“勝負前に整う”なら渋谷の勝ちサウナでキマリ!
渋谷・忠犬ハチ公口すぐそばにある「オールドルーキーサウナ」は、ただ“気持ちよくなる”ためのサウナではなく店長・岡村陽久氏の強い想いが込められたこの場所は、「勝負に挑む人のためのサウナ」として進化を遂げています。

極限まで熱を閉じ込めたサウナ室、油断を許さないキンキンの水風呂、そして“整うことだけ”に集中できる外気浴スペース。そのすべてが、日常のノイズを消し去り、自分自身と本気で向き合うために設計されています。
実際に、アスリートや経営者など、多くの“勝負を控えた人たち”がこのサウナを選んでいます。名前を明かすことはありませんが、世界を舞台に戦う者たちも密かに通う“整いの聖域”です。
あなたが何か大きな挑戦を控えているなら、前日のルーティンにこのサウナを組み込んでみてください。汗とともに迷いを流し、静寂の中で自分と向き合えば、きっと「やれることは全部やった」と胸を張れるはず。
そう、ここは“本気の人のためのサウナ”です。


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